私達は桧を扱うプロフェッショナルです

事業案内

桧の材質を知り、桧が一番輝けるかたちに加工をします。

製品出荷までの流れ

  1. 丸太の仕入れ

    素性の良い良質な桧の仕入れ

  2. 製材・加工

    丸太の形状を瞬時に計測し、高速・高精度の製材を実現

  3. 検品

    製品は一本一本、職人により検品

  4. 乾燥・仕上げ

    乾燥過程の狂いを防ぎ、強度を高める

  5. 出荷

    一定の乾燥品質を保った木材をいつでも届けられる即時納入体制

Purchasing raw wood

丸太の仕入

良質な桧(ヒノキ)を選別して仕入れます

丸太の仕入れには長年の経験と勘が物を言います

評価基準は、すらっとまっすぐ育っているか、年輪の積み具合が細かく出ているか等を評価し、
素性が良い丸太を選んでいきます。

日本最北端 桧の産地

野上製材所では福島県、茨城県、栃木県にまたがる、八溝山系の桧を主に使用しています。

このエリアは桧が生息できる北限と言われています。

そのため、木の成長がゆっくりとし、年輪が細かく刻まれていきます。

この事を「年輪が積んでいる」と俗に言います。

年輪が積まれた桧は製材加工すると細かく目が出て大変綺麗に見えます。

大小様々なサイズの丸太の仕入れも欠かさず

野上製材所では、大径木から小径木まで、出来る限り丸太を余す事なく仕入れる体制を整えています。

これにより、山林の資産価値を高める事に努めていきます。

山で伐採される丸太を余すことなく仕入れする事で、山林保有者様、伐採業者様など、携わる人全てに循環型の利益をもたらし、縮小傾向にある日本の林業を活性化させる事を微力ながら努めて参ります

Product processing

製材・加工

品質とスピードを兼ね揃えた 高速ツインバンドソー

野上製材所では最新型の高速ツインバンドソーを導入しています。

最新技術による製材機と鋸により、従来機の2~3倍の製材スピードを可能としました。この高速製材システムにより、品質とスピードを兼ね備えた製材を実現できます。

高速ツインバンドソーの導入により、品質の良い、桧材の柱、土台を量産できる体制が整いました。

例えば、4mの丸太を17秒で1本製材できるようになりました。

一本の丸太から最も適した製材を木取り出来るよう考え出すのも熟練の職人技ならではの仕事です。

製材後木材はサイズ毎に自動で振り分けられ運ばれていきます。

手間暇をかけておこなう送材台車による製材

送材台車による製材では、職人が1本1本、木を見ながら木取りしていきます。丸太の角度を自在に設定できるので、さまざまな形状の製材品を挽くことが出来ます。これにより、内装材(フローリング、棚材、窓枠材など)の生産も可能となります。

Inspection

検品

製材された製品は一本一本、職人により検品されます。木材に曲がりや傷み、腐れがないかどうか、野上製材所の厳しい基準に照らし、しっかりとチェックしていきます。

一本一本 目視による検品

drying technique

乾燥・仕上げ

木材乾燥の必要性

山から伐り出されたばかりの丸太は、内部に多量の水分をため込んでいます。そのため、そのまますぐに建築材として使用する事ができません。

木材は乾燥をすることで、縮んだり、ねじれたりを繰り返します。
しっかり乾燥させ、十分に内部の水分を抜いて使用する事が重要になります。十分に乾燥していない木材を使用すると、建物が出来上がった後も乾燥が続き収縮と変形を繰り返し、木材に狂いを生じさせる原因となります。

大型乾燥機による安定した乾燥技術

八溝多賀乾燥協同組合

野上製材所では、茨城県宮の郷工業団地にある大規模乾燥施設、八溝多賀木材乾燥協同組合にて乾燥処置を行います。

自然乾燥に比べ、乾燥機にて乾燥を行うと、割れづらく、木材の強度が強まります。

生材を使用するのに比べ、乾燥過程の狂いを防ぐ事に繋がります。

安定した品質を量産できる事から納期の短縮にも繋がります。

乾燥機に入る直前の木材。これから数日間じっくりゆっくりと木材を乾燥させていきます。

乾燥後、木材の表面を削ります。これにより、乾燥する事で発生した木材の反りや曲がりが修正されます。

全ての工程を終え、出荷を待つ木材。綺麗に陳列され出荷を待ちます。

JAS規格の基準をクリアした高品質な構造材

野上製材所が生産する構造材はJAS規格の基準を上回る製品を出荷できる体制が整っています。乾燥後の木材は強度性能を測るため1本1本正確な測定が行われます。測定ではまず初めに木材に含まれる水分量を測定します。測定の結果はSD:含水率で表記されます。基準では20%を下回る事が求めれれます。一般的に15%~20%が最適な値となります。 次に木材の強度を測ります。グレーディングマシンで木材のしなり具合、たわみ具合を測定します。JAS規格では50以上が求められます。野上製材所の構造材は基準の50をはるかに超える90~110以上の強度を持っています。

含水率と強度を徹底的に管理
結果的に、
↓↓↓

①建造物の構造計算の正確性を担保します。
②木材のトレーサビリティー(追跡可能性)を可能とします。
③クレームの発生を防ぎ、工期短縮に繋がります。

Immediate delivery

出荷

納期に応える 即時出荷体制

構造材の柱、土台に関しては、ご注文にすぐにお応えできるよう、即時出荷体制を整えています。また、木材は一定の乾燥品質を保った状態ですぐに現場で使える状態に整っています。また、内装材の現板に関してもストック在庫しています。

野上製材所では「NO事故」「NO違反」の安全運転をスタッフ一同心がけております。

まるで要塞のように出荷待ちの木材が積み上がっています。

ウッドショックによる影響 (2021年6月16日 追記)

2021年に入りコロナ禍が引き金となって引き起こされた世界的な木材不足「ウッドショック」。

弊社でも影響があり、現在多数の注文を頂いており量産体制を拡充しておりますが、生産が追いついていない状態です。 そのため通常に比べ納期に時間が掛かる場合がございます。精一杯対応していく所存でございますので、ご理解の程宜しくお願い致します。

有限会社野上製材所

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